【仕事の生存戦略】「3年は続けろ」は本当か?8ヶ月でトラックを降りて学んだ向いていない仕事の見切り方

仕事、マインド
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。管理人のザッキーです。
新しい仕事を始めたとき、多くの人が上司や周囲の大人から言われる決まり文句があります。

「石の上にも三年」「どんな仕事であれ、せめて3年は続けなさい」という一般論です。
ことなかれ主義の人や自分軸がない人は、この「3年縛り」の言葉に縛られ、明らかに自分に向いていない職場で精神をすり減らしながら、なんとなく流されて働き続けてしまいがちです。
しかし、現在41歳(今年42歳)になり、一つの会社に18年勤め続けている私の持論は、綺麗事抜きに真逆です。
「自分の致命的な不向きに気づいたなら、3年待つ必要は一切ない。
ただし、単に『逃げる』のではなく、自分の本当の強みがどこにあるのかを冷徹に見極めて損切りすることこそが、人生を無駄にしないための最大の生存戦略である」
この記事では、私が23歳の頃に「運送屋のトラック運転手」をわずか8ヶ月で降りたリアルな実体験をベースに、世間の同調圧力に流されない「正しい仕事の見切り方と、強みの見つけ方」のロジックをシェアします。

1. 23歳の現実:ハンドルを握って痛感した、自分の不向きと時代の壁

 

20代前半の頃、私は結婚を機に「家族を養うために、生活の土台となるようなまともな仕事を探さなあかん」と考え、運送屋への転職を決めました。

 

実際に採用され、トラックに乗って街に出始めたのですが、ここで私は自分の人生における一つの弱点(不向き)に直面することになります。

 

私は、昔からとにかく「道覚え」が悪かったのです。

当時はまだ、今のようにスマホのナビが当たり前の時代ではありませんでした。

どれだけ地図を見ても、臨機応変に新しいルートを組み立てることができず、お世辞にもこの「道を覚える」という部分において、運送の仕事に向いているとは言えませんでした。

 

今の時代であれば、高性能なGoogleマップがあります。

ナビが道をすべて解消してくれる現代なら、私はそのままトラックの仕事を続けていた可能性は大いにあります。

しかし当時は、その時代の壁と自分の適性がどうしても噛み合わず、わずか8ヶ月ほど働いた時点で「このまま流されて続けるのは違う」と見切りをつけました。

 

2. 「道を覚える力」と「ルールを覚える力」は全くの別物である

 

しかし、ここからが私の人生の最大の転機(ロジック)になります。

 

トラックを降りる際、私はただ「自分は仕事ができない人間なんだ」と落ち込んで諦めたわけではありませんでした。

 

なぜなら、運送の現場において、私は別の部分で周りのプロの運転手たちから物凄く高く評価されていた強みがあったからです。

 

それは、「引き取りに行く会社ごとの、複雑で細かい独自ルールや手順を完璧に記憶してこなす能力」でした。

 

運送の仕事をしている人の中には、「道覚えは天才的に良いけれど、会社ごとの細かい実務内容や独自の規則を覚えるのは苦手で、現場でミスをしてしまう」という人が驚くほどたくさんいます。

 

対して私は、その真逆でした。

 

「A社に行ったら、このルートで進入し、この書類をこの順番で提出して、この手順で積み込まなければならない」といった、行く先々で全く異なる面倒な社内ルールや実務の手順を、誰よりも正確に記憶して、1ミリのミスもなく完璧にこなすことができたのです。

 

「私は、臨機応変に道を組み立てる(空間の認知)のは苦手だけど、決められた複雑な手順やルールを正確に記憶してハメ込んでいく(ルーティン・仕組みの記憶)の能力は、人並み外れてズバ抜けている」

 

この自分の脳の特性(本当の強み)を、8ヶ月のトラック生活のなかで冷徹に分析して見抜いていたからこそ、私は次の職場のパズルを間違えずに選ぶことができました。

 

そうして24歳のときに出会ったのが、いま現在も18年間働き続けている今の会社です。

 

この会社は、作業の内容が完全にルーティン化(パターン化)されており、苦手な「臨機応変な道覚え」を1文字も求められない、自分の「手順を完璧に記憶してこなす強み」が100%活きる最高の職場でした。

 

もしあのとき、自分の本当の強みに気づかないまま、世間の「3年は続けろ」に流されてトラックに乗り続けていたら、私は自分の得意を一生見出せないまま、精神的にボロボロになっていたと確信しています。

 

3. 【再現性重視】自分の「本当の得意」を仕分ける3ステップ

 

では、今まさに「今の仕事、自分に向いていないかもしれない…」と悩みながらも、世間の3年縛りに縛られて動けない人は、どう思考を整理すればいいのか。

 

自分の苦手な要素を損切りし、隠れた本当の強みを見つけ出すための仕分けロジックを表にまとめました。

 

ステップ 具体的なセルフチェック(行動プラン) 意識するマインドの仕分けロジック
STEP 1
(不向きの分析)
いま苦戦している作業が、「努力やテクノロジー(例:Googleマップ)で解決できるもの」なのかを見極める。
(例:今の時代なら道具で解決できる不向きもある。しかし、どうしても自分の脳の仕組みとして合わない致命的な不得意は、根性論で踏ん張っても時間の無駄だと割り切る)
自分の不得意な領域(私の場合は道覚え)を冷徹に認めて損切りする覚悟。
STEP 2
(強みの発掘)
「同じ職場の中で、なぜか自分だけが苦にならずに完璧にできている細かい作業」を探す。
(例:周りの人が苦戦しているのに、自分だけがなぜか評価されている部分[私の場合は各会社の複雑なルールや手順を記憶する力]にこそ、本当の自分軸の強みが隠れている)
世間の大雑把な「〇〇の仕事」という一括りのイメージに流されない。
STEP 3
(パズルの結合)
他人に相談せず、自分の見つけた「本当の得意」が100%活きる仕組みを持った職場を自分で決める。
(例:『どうしたらいい?』と外野に聞くのをやめ、自分のルール記憶の強みが活きるルーティンワークの会社を自分で選んで事後報告する)
自分の人生のハンドルを完全に自分で握り、選んだ新しい環境を全力で正解に変えていく。

 

まとめ:仕事の継続に必要なのは、根性ではなく「環境のパズル」

 

仕事を選ぶということは、自分の根性を試すことではなく、自分に合う「環境のパズルを合わせること」です。

 

どんな選択をしても、人生には「ないものねだり」がついて回ります。早く辞めても、長く続けても、それぞれのメリットとデメリットがあるだけです。完璧な正解のレールなんてどこにもありません。

 

だからこそ、他人の作った「とりあえず3年」という物差しに流される必要は一切ないのです。

 

自分の不向き(道覚え)をハッキリと見極めて損切りし、その裏側にあった本当の強み(社内ルールの記憶力)が100%活きる職場へ移る。

自分でリスクを背負って出した決断だからこそ、その先の18年という長い年月を、自信を持って歩み続けることができたのだと確信しています。

 

これからも、私のリアルな転職や仕事選びの体験談をブログで発信していきます。

 

「今の職場がどうしても合わなくて悩んでいる」という方がいれば、お気軽にお問い合わせページからメッセージを送ってください!

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