当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。管理人のザッキーです。
人生の中で、「離婚」ほど大きな挫折やパラダイムシフトはありません。
世間ではよく「子どものために離婚は避けるべきだ」「最後までやり直す努力をすべきだ」という正論が語られます。
現在41歳(今年42歳)になり、35歳のときに離婚を経験した私ですが、今でも当時の決断について「決して褒められる行為ではない」と思っています。
綺麗事抜きに話をすれば、子どもにとっては夫婦円満な家庭で育つ方が、どう考えたって一番良いに決まっているからです。
離婚する前、私たちは子どもたちの前で何度も激しいケンカをしてしまいました。
完全に子どもたちを親の都合に巻き込んでしまっていましたし、それは今振り返っても、決してよくないことだったと深く悔やんでいます。
しかし、私は「自分の心をこれ以上殺して偽りの家庭を続けること」ではなく、「自分の心に嘘をつかない選択」をして別々の道を歩む決断をしました。
この記事では、過去に子どもを巻き込んでしまった猛烈な後悔を背負いながらも、離婚後の関係をどうやって自分の力で「これ以上の泥沼にしない仕組み」に変えてきたのか、一切言い訳なしのリアルなマインド論をシェアします。
1. 性格の不一致の果てに。法的に無関係になって得た解放感
当時の元妻とは、性格も考え方もどうしても噛み合わず、お互いの中に「もう絶対に分かり合えない」という決定的な線が引かれていました。
一緒にいるだけで心がすり減り、話すことも顔を見るのも嫌、という状態にまで追いつめられていたのが現実です。
だからこそ、離婚届を提出し、別々の家に住んで、法的に完全に無関係になれた瞬間は、「やっと肩の荷が下りた、これで自分の人生が戻ってきた」という凄まじい解放感がありました。
もしあのまま、子どものためという名目で自分の心を殺して生活を続けていたら、家庭内はさらに冷え切り、子どもたちに今以上のストレスを与え続けていたはずです。
不一致を冷徹に認めて線を引くことは、当時の私たちにとって、人生を存続させるための唯一の生存戦略でした。
2. 「自分が100%悪者になる」親族との関係を守る防波堤のロジック
離婚という選択をした以上、その後に発生する全てのケジメ(責任)は、自分で背負うのが大人の男のロジックです。
私は離婚した際、本当の理由(性格の不一致など)は信頼できる友人にしか話していません。
自分の親族や両親に対しては、「全部、自分が100%悪い」という一点張りで突き通しました。
なぜ、自分が一方的に悪者になる道を選んだのか。
理由は明確です。
「自分が泥を被れば、私の両親と元妻は、今でも普通の良好な関係でいられるから」です。
もしここで私が「相手のここが悪かった」と言い訳をすれば、私の親族は元妻を恨み、関係は一生修復不可能なほど泥沼化していたでしょう。
自分がすべての原因を引き受けることで、親同士の無駄な衝突を防ぎ、子どもたちの祖父母(私の両親)との繋がりをきれいに残すことができたのです。
3. 子どもの前で悪口は言わない。母親へのリスペクトを忘れないスタンス
子どもたちに対しては、大きくなった今でも、元妻の悪口や愚痴は絶対に1文字も言わないと心に決めています。
親がどんな別れ方をしようが、子どもにとっては世界に一人しかいない大切な母親です。
先日、上の子どもが高校の卒業式を迎えたとき、私は元妻に直接「今まで、そしてこれからも、子どもをここまで育ててくれて本当にありがとう」と心からの感謝を伝えました。
夫婦としては破綻しましたが、母親として子どもを命がけで育ててくれていることへの敬意は、全く別の話だからです。
そのスタンスは子どもにも伝えています。上の子が就職して初めての給料が出たとき、私はこう言いました。
「俺には1円もそんなことしやんでええから、お母さんが今までずっとお前を育ててきてくれたんやから、初給料でお母さんにご飯ぐらい連れて行ったれな」と。
親の都合でケンカに巻き込んでしまった過去の負債があるからこそ、これからの子どもたちの人生には、母親への感謝をまっすぐ持って自立してほしい。
それこそが、父親としての私のブレない自分軸です。
4. 【大人の関係性】義務感を越えた先にある、これからの親子の楽しみ
現在、私は離れて暮らす子どもたちと、月に1回ご飯に行く関係を続けています。
子どもが小さかった頃は、純粋に「ただ会いたい」という気持ちだけで動いていました。
しかし、子どもたちが大きくなった今は、正直に言えば「父親としての義務感」の方が気持ちとしては強くなっています。
でも、私はその義務感を決してネガティブなものだとは思っていません。
一度、家庭を壊して子どもを巻き込んでしまった私にとって、この月に1回の義務を淡々と、確実に果たし続けることこそが、本当のケジメ(責任感)だと思うからです。
◆ 離婚のケジメとして貫く大人の関係構築
| 向き合う対象 | 実際の行動と配慮(ザッキーさんの自分軸) | その行動の裏にある損得勘定のロジック |
|---|---|---|
| 自分の親族 | 本当の離婚理由は伏せ、「自分が100%悪かった」と一点張りで通す。 | 自分の両親と元妻が、今でも普通に良好な親族関係を保てるように守る。 |
| 子どもたちへ | 母親の悪口は絶対に言わない。初任給の時は「お母さんをご飯に連れて行け」と促す。 | 親の都合で子どもを迷わせない。母親への純粋な感謝を持った大人に育てる。 |
| これからの未来 | 月1回のご飯(義務感)を続け、お酒が飲める年齢になるのを待つ。 | 大人同士としての新しい関係へのリターン。いずれ一緒に飲みに行くささやかな楽しみ。 |
これから子どもたちがさらに成長し、お酒を飲める年齢になったとき、この月に1回の義務感は、また違う「大人同士として一緒に飲みに行くカタチ」にアップデートされるはずです。
その日を楽しみにしながら、私は今日も自分の選んだ環境で淡々と責任を果たしています。
まとめ:選んだ人生の道を、自分の手で「正解」に変えていく
人生のあらゆる大きな決断において、どちらの道を選んでも「ないものねだり」です。
最初から傷一つない完璧な正解のルートなんて、世界のどこにも存在しません。
離婚が良くないこと、円満な家庭が一番であることは百も承知です。
だからこそ、他人の目を気にして言い訳をしたり、誰かのせいにしたりする薄っペらい見栄を今すぐ捨てるべきなのです。
他人に相談せず、自分の頭でロジックを組み立てて下した決断だからこそ、過去の後悔も、今背負っている責任も、すべて自分の力で「これからの正解」に変えていくことができると確信しています。
現在、私にはお互いに子どもがいながらも、「死ぬまで一緒にいよう」と本音で語り合える大切な彼女がいます。再婚というハードルは高いですが、世間体に流されず、自分たちの心地いい距離感で人生の第2ステージを豊かに進めています。
もし、家族の距離感や過去の決断に悩み、周囲の正論に押し潰されそうになっている方がいれば、お気軽にお問い合わせページよりメッセージをお寄せください。
外野の無責任な言葉のスイッチを完全にオフにして、あなただけの「これからの納得のいくロジック」を、一緒に見つけていきましょう。


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