当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。管理人のザッキーです。
20代〜30代でマイホームを検討するとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「ピカピカの新築一戸建て」や「最新の分譲マンション」ではないでしょうか。
周囲の友人が35年のフルローンを組んで新築の家を建て始めると、「自分もそろそろ新築かな」と流されてしまいがちです。
しかし、私は27歳のとき、あえて新築ではなく「中古の一戸建て」を購入するという選択をしました。
実は、私は仕事で住宅関係の業界に関わっています。
といっても、不動産の売買や価格、ローンの専門知識があるわけではない、普通の会社員です。
そんな「お金のプロでもない一般の私」が、なぜ周囲の新築ブームをスルーして、わざわざ中古住宅を選んだのか。そこには、家計の負担を最優先にしたリアルな損得勘定(生存戦略)がありました。
この記事では、私が賃貸アパートを出て中古住宅を買い、結果として年間どのくらいの固定費を削減できたのか、そのリアルなプロセスをシェアします。
1. マイホーム探しを始めたきっかけ:賃貸アパート2階での「騒音ストレス」
住宅に関わる業界にいたため、最初は「やっぱり会社を意識して新築を買うべきなのかな……」という特有の葛藤がありました。
しかし、当時の私の給料は決して高いものではありません。
お金の知識が乏しいなりに計算しても、新築を無理して買えば毎月のローンの返済(固定費)が跳ね上がり、これからの子育て費用や生活費を確実に圧迫することが目に見えていました。
悩んだ私は、思い切って会社の信頼できる上司に相談してみました。
「一軒家を買うのって、やっぱり新築じゃないとダメですかね……」と。
すると上司は、笑いながらこう言ってくれたのです。
「そんなん気にしやんでええぞ!そもそも新築は高いからお前の給料じゃローン通らんぞ(笑)。
気にせず、その辺の建売でも中古でも好きにしたらええ」このド直球でフランクなアドバイスのおかげで、私は変な見栄を完全に捨て、家計の負担を最優先にした「中古一戸建て」へ100%舵を切ることができました。
3. 「中古は汚い」と嫌がる妻を説得した、水回りのメリハリ投資
そうして始まった中古物件探しですが、現実は甘くありません。
実際に物件を見て回ると、「なんやかんやボロいな…」「内装がちょっと汚いな…」というものばかりでした。
当然、元妻も最初は中古住宅に対して全く乗り気ではありませんでした。
特に、誰が使ったか分からないキッチンやお風呂、トイレといった「水回り」の汚れや使用感は、大きな心理的ハードルになります。
そこで私は、元妻を説得し、家族が気持ちよく暮らすために「一番マシな物件を選び、水回りだけを新品にリフォームする」というメリハリをつけた戦略を取りました。
-
- 新築を買うより、全体の購入費用(固定費)を圧倒的に抑える
- ただし、家族が毎日使うキッチン・お風呂・トイレだけはケチらず完全に新品にする
この「譲れない部分だけに集中投資する」というロジックによって、元妻の納得を引き出し、中古でありながら新築のような清潔感を持った新生活をスタートさせることができました。
4. 狙って起きたわけじゃない!住宅ローンがもたらした「隠れた果実」
こうして無事に中古住宅を購入したのですが、実際に住み始めてから、狙っていなかった「特大のメリット」に気づくことになります。
それが、住宅ローンを組む際に入る「団体信用生命保険(団信)」です。
これは、ローン契約者に万が一のことがあった際、ローンの残高が実質ゼロになる保険です。
当時でも「死亡時や特定の重い病気と診断されたとき」に家が残るという強力なセーフティネットになりました。
これに気づいた私は、それまで加入していた民間の生命保険(家族の将来の住居費をカバーするための高額な死亡保障など)を大幅に見直すことに成功したのです。
家を買ったことで、逆に毎月の保険料という固定費をガッツリ削ることができる。これは、住宅の価格やローンに詳しくなかった私にとって、嬉しい大誤算(生存戦略)でした。
まとめ:年間約7万円の節約と、心のゆとりを手に入れる
最終的に、27歳で「中古+部分リフォーム」を選んだわが家の損得勘定をまとめると、以下のようになります。
| 項目 | 賃貸アパート時代 ➔ 中古一戸建て購入後の変化 |
|---|---|
| 毎月の住居費 | 賃貸時代の家賃と比べて、ローンの返済額が毎月約1万円安くなった |
| 年間のトータル収支 | 毎年かかる固定資産税を差し引いても、年間で約7万円のリアルな節約に成功 |
| 家計全体のハック | 住宅ローンの「団信」を活用し、不要になった民間の生命保険を見直して固定費削減 |
| 生活環境の改善 | 子どもの生活音・騒音ストレスから100%解放され、のびのび育てる環境を確保 |
周りの見栄や「新築が当たり前」という一般論に流されず、自分の経済状況に合わせて冷徹にロジックを組み立てた結果、毎月の固定費を下げながら、最大の目的だった「子どもの騒音ストレス」から完全に解放される最高の着地ができました。
マイホームの購入も、結婚や教育と同じで、結局は「ないものねだり」です。
新築のステータスや最新設備を取るか、中古の圧倒的な合理性と生活のゆとりを取るか。
どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、「自分たちの身の丈と未来を冷静に計算し、自分の頭で納得のいくロジックを作って決断すること」です。
皆さんも、大きなライフイベントの選択に迫られたときは、一度見栄を横に置いて、数字と実利を冷徹に眺めてみてください。
ご意見や「家選びで迷っている」というお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせページよりメッセージをお寄せください!


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